鹿野苑ギフトショップのブログ

インドのお話とベジタリアンメニュー

インドの華麗な結婚式 その4 “結婚の儀式”のつづき

結婚の儀式ののつづき、、、。

 

新郎新婦を先導する行列は、

ホテルのガーデンに通じる入口から入場し、

結婚の儀式が行われる会場に到着。

いよいよ結婚の儀式が行われる。

インドの結婚式で象徴的な儀式は、

新郎新婦が向かい合ってお互いに花輪を相手の首にかける。

この花輪をかけることによって、結婚成立の第一段階。 

 

新郎が”シンドゥール“と言う赤い粉を新婦の額

前髪を真ん中に分けてできた分け目に塗る。

これも重要な儀式で、シンドゥールは既婚女性の象徴。

 

新婦のサリーの端と(姪の場合はベールの端)

新郎のスカーフの端を結び手を繋いで火の周りを回る。

 

儀式は他にも色々あるがこれらは特に象徴的な結婚の儀式で

これらの儀式をもって結婚が成立する。

 

僧侶のお話と言うか、神様の歌、吟誦と

これからの人生に対する確認、教え、誓いの言葉。

 

姪たちはすでにヒマラヤの麓の

シバ神と女神パールヴァティが結婚式を挙げた由縁のお寺で

神聖な式を挙げているので

ある程度時間の制約があるホテルでの結婚式でもあり

儀式はだいぶ簡略化もされていたのだと思う。

 

この辺りに来ると、姪もだいぶ疲れて来ている様で、

私が撮った写真はだいたい目を瞑っていた。

たまたまそう言うタイミングだったかもしれないが、、、。

 

でもやっぱり疲れているだろう。

姪の衣装は全面に刺繍が施されていて、

ペチコートと合わせて8kgあったそう。

日本でも和装の花嫁衣装の場合

カツラや着物、帯は重いであろう。

花嫁さんは大変だ。でも主役だから致し方ない。

 

一連の儀式が済み、私たちもやれやれ😌と思ったところ、

まだもう一つパフォーマンス(?)の様なものがあった。

 

またまたディズニーランドの様なダンサーのダンスと

シュ〜っと下から吹き出す花火に囲まれた花道に

新郎が登場し、

少し離れたところにあるドアが開いて新婦が登場し、

新郎のところへ進み再度花輪をかけるセレモニーをすると言うもの。

 

これまでの儀式は親戚縁者と共に行って来たが、

この日は来賓のお客様が多くいたので、

その方々のためにお見せしたのだろう。 

 

その後新郎新婦は来賓の方々それぞれに挨拶をしていた。

ほぼ新郎側のお客様で人数も多くなかなか終わらない。

姪はダウン寸前の様な顔をしていたが、

お客様に挨拶する時はなんとか笑顔を保って、、、。

この時すでに夜の12時頃。

 

姪はゴージャスなドレスの中で厚底の白いスニーカーを履いていた。

確かにほぼ1日中立っていなければならず、

ヒールの靴なんてしんどすぎるからちゃんと配慮されている。

 

ディナーが用意されていて、ズラッーっと並んだメニューを頂く。

 

寿司もあった。インド人も箸を使って食べていた。

もちろんベジタリアン。ちゃんと美味しかった。

 


アイスクリームは3つのお店が来ていて、

クルフィーと言うインドのアイスクリーム。この大きなロールは全部アイスクリーム。

スターバックスもあった。

スターバックス

 

翌朝朝食に行くと、

ピアノとドラムの生演奏が奏でられていた。

  

前日の朝食の時は、バイオリンとフルートだったらしい。

私は朝起きられなくて、前日の朝食には行かなかったが。

 

ヘア、メイク、着付けの美容師さんたちが6〜7人来ていて、

これは結婚式に参列する人たちのためで、

つけまつげまでしてしっかりメイクしてもらったり、

綺麗にストレートにヘアアイロンで髪を伸ばしてもらったり、

もちろんセットしてもらったり、

サリーを着付けてもらったり、、、。

私もサリーを着付けてもらった。

流石に綺麗に着付けてくれる。

 

これらの一般人用美容部門も全てサービスだった。

 

本当に至れり尽くせりの素晴らしく素敵な結婚式だった❣️