鹿野苑ギフトショップのブログ

インドのお話とベジタリアンメニュー

インドの祈祷、ご供養

3日間の祈祷とお祓いが終わった。

 

毎日5時間、途中の休憩はラッシーを飲むくらいで、

ほぼ続けてパワフルな祈祷、お祓いだった。

うちの家系はジャイナ教だけど、

今回はグジュラード州からここサルナートにヒンドゥー教ブラフマン(神官)が4人、

列車で1日半の長旅で来て下さった。

 

1日目は、シバ神とと諸神を呼び、土地にまつわる”蛇“に対する祈祷。

2日目は、成仏できていないご先祖様の鎮魂。

3日目は、ご先祖供養。

 

祈祷

祈祷


儀式は繊細で、サンスクリットのお経と共に、
花、葉っぱ、お米、豆、
香水、煙、火、水、、、。

目に見えない神様がそこにおられるとして、

儀式として食事をさせたりお水を飲ませたり。

火の儀式の時は、胡麻を「スヴァハー!」と言いながら火にくべていく。

胡麻を火にくべるから、日本の火の儀式も護摩焚きと言うのかと思ったのだが、

サンスクリット語でこのような火の儀式を「ホーマ」と言うそうで、

それが中国を経由して「護摩」になったそう。

 

胡麻を投げ入れる時「スヴァハー」と言う。

これは「薩婆訶」(ソワカ)ですね。

「こうなりますように、願いが叶えられますように🙏🏻

そういう意味だから元気に大きな声で唱えなさいと言われ、

みんなで元気に「スヴァハー」言いました。

 

そして神様が、オーム🕉️”の文字を火の中に現して下さった。

 

見えますか? 炎がオームを描いてます。

オーム真理教では無いですよ。

🕉️はインドでは大変神聖な音です。

お寺の鐘の音と同じ音にも聞こえます。

 

祈祷

元々ジャイナ教はあまり先祖供養はしてないようで、

お墓も無いですし、亡くなったら火葬してガンジス河に流すので。

こうしてご供養したら、ご先祖様もさぞお喜びだったと思います。

 

そして、皆が幸せでありますように🙏🏻